叡王戦の最終局の結果が気になる伊藤匠七段。
伊藤七段は、生まれ持った天才ではなくその影には多くの努力をされていました。
今回は伊藤匠七段が天才な理由を5つを調べてみました。
伊藤匠の天才と言われている
藤井八冠と対決している伊藤七段。
実は小学3年生のときに全国大会の準決勝で対戦し、伊藤七段は藤井八冠に勝利しています。
こんなエピソードがあったようです。
準決勝で藤井少年は伊藤少年に敗北して号泣し、悔しさからトイレの個室に一時立てこもったというものだ
Yahooニュース
そのことから「藤井聡太を泣かせた男」と将棋界では言われています。
ただこの時の全国大会(小学館学年誌杯争奪全国小学生将棋大会の3年生の部)では、伊藤七段は優勝していません。
この全国大会で準優勝されていることが「天才と言われ出した」きっかけのようです。
(通っていた三軒茶屋の将棋クラブではすでに「天才」と言われていたかもしれませんね)
川島滉生(かわしまこうせい)さんに負けていしまっています。
その時の伊藤七段は感情を表していました。
あのときは悔しいという感情を露にして、あからさまにふてくされていました。
Yahooニュース
今の雰囲気では考えにくいですが、可愛らしい一面があったんですね。
伊藤匠が天才と言われている理由:5選!
伊藤七段が天才と言われている理由はこちらのようです。
理由①:記憶力が異次元
理由②:計算が高い
理由③:父親のDNA
理由④:集中力が桁違い
理由⑤:将棋にかける情熱
1つずつ見ていきます。
理由①:記憶力が異次元
伊藤七段の記憶力は異次元とのことです。
こんなエピソードがありました。
羽生(善治)先生と渡辺(明)先生の竜王戦だったと思いますが、6、7歳という年齢でタイトル戦の将棋をすべて正確に覚えていて衝撃を受けました
Yahooニュース
小学校に入るか入らないかぐらいで、こんな記憶力とは凄すぎますね!
その他に図鑑を丸暗記もされていたようですよ。
理由②:計算が高い
伊藤七段は将棋以外にも「公文に通われて」いました。
そのためか「計算能力が異常に強い」と言われていました。
確かに公文に行っていた友達は暗算など早かった記憶があります。
将棋では先の読み手を素早く考えられるものにつながっていくのでしょうか?
理由③:父親のDNA
伊藤七段の天才は弁護士である伊藤七段の父によるものと言われているようです。
伊藤七段の父親は弁護士:伊藤雅浩さんです。
2013年内田・鮫島法律事務所パートナで、情報関係の法務が得意な方のようです。
父親の関係で理系科目が伊藤七段に引き継いているのでしょうか?
理由④:集中力が桁違い
人は集中していても、何かに気を取られることもありますよね。
大人でもあるので、子供はそれ以上にあります。
ただ伊藤七段の幼少期はそんなことはなかったようです。
小学生であれば対局中によそ見をするようなこともありますが、彼にはそうしたことが一度もなかった
Yahooニュース
注意散漫になりやすい子供時代です。
そんな時期に、一点集中できる伊藤七段は他の人とは違っていたんですね。
理由⑤:将棋にかける情熱
伊藤七段は幼い頃から将棋にかける情熱が人とは違っていました。
これはライバルの川島滉生さんが子どもの時に伊藤七段の家に泊まった時のエピソードです。
彼は夕食前のわずか5分の時間でも棋譜を並べていました。
リビングにあった本棚は将棋の本ばかりでした。生活に必要な時間以外はすべて将棋に捧げていた印象。
Yahooニュース
伊藤七段は「将棋にかけている情熱が強いこと」ということがわかりますね。
そこまで1つのことにすべての時間をつぎ込める伊藤七段。
一種の才能さえ感じます。
こうした理由を含めたうえで伊藤七段は「天才」と言われていると思います。
2024年6月22日追記:あの男は別格!
2024年6月21日の「ひるおび」に出演された師匠の宮田八段。
こんことを仰っていました。
記憶力は普通じゃない。あの男は別格です
Yahooのニュース
子供頃から頭の良さは普通の人とは全然違ってようですね。
また宮田八段はこんなことも仰っていました。
出来が違う。あまりにも出来がいいので、将棋のプロになれと言ったことはない。プロになるだろうなとは思ったが、できるなら大学に行って別の仕事をしてほしかった
Yahooニュース
伊藤匠七段が棋士になっていなかれば、どんな功績を残されたのでしょうか?
天才は努力が生んでいた
奨励会に入るだけでも天才だと思います。
将棋は戦略を立てたり、また駒の動きも違っていきます。
確か相手の陣地に入れば、裏に返して動ける範囲も関わってきますね
そもそも将棋ができるだけ、頭が良くないとできないかと思います。
奨励会とは・・・
プロ棋士を目指す者が所属する研修機関。正式名を「新進棋士奨励会」
先述した川島さんのインタビューからわかります。
奨励会自体に受かる時点で天才なわけですし、その天才が集う中でさらにしのぎを削って、
超天才かつ努力を続けた人だけがプロになれる。それと同じほどの努力量を人生でささげる
NumberWeb
奨励会で活躍されるのは天才の中の天才なんですね。
伊藤七段は調べたら2013年に奨励会に入会していました。
なんと11歳の頃だったんですね。驚きですね!
2024年の11年間も将棋会で活躍されているのは「努力量がハンパない」ですね。
伊藤七段のスゴさに色々と驚かされますね。
努力は普通じゃない。たぶん今はほとんどの時間を、将棋に費やし、普段遊びに行くようなことはまず考えられない
Yahooニュース
2024年6月21日に「ひるおび」に出演された師匠:宮田八段の言葉です。
なんだか重みが違いますね!
今回は「伊藤匠が天才な理由を5つ」にまとめてみました。
伊藤七段は本当にすごい人なんですね。
藤井八冠を勝ってほしいですね!
最後までお読みくださり、ありがとうございます。