日頃、何気なく使っている手。
手の親指の付け根部分が痛みを感じることはないですか?
そこには知らない病気が隠れているかもしれません。
ここでは手の親指の付け根が痛くなる原因と隠れている病名、一時的な対処方法をお伝えします。
手の親指の付け根が痛くなる原因
多くは「手の使い過ぎ等」による関節の動きを滑らかにする「関節軟骨」がすり減ることで起こる症状です。
この症状は、男性より女性の方が多い傾向にあるようです。
男性:23%程度 女性:77%程度
引用:手の治療サイトー田中利和 公式サイトー
そのほか、親指の付け根が痛くなる主な原因は「手の使いすぎ」以外に
- 加齢
これは仕方のないことですね。
人間、誰しも加齢はおこります。防ぎようはないかと思います。 - ホルモンバランスの乱れ女性の更年期障害は以前から言われていますし、近年では男性も更年期障害は起こると言われいます。ホルモンバランスは食事などから少しは軽減はできるかもしれません。
上記の3点が主な原因のようです。
手の親指の付け根の病名とは?
手の親指の付け根が痛くなる病名は「母指CM関節症」というようです。
主な症状は、親指の付け根の痛み、腫れ、変形、物をつまむ動作の制限、握力の低下などが見られます。物をつまんだり、握ったりするような母指CM関節に負担のかかる動作で特に痛みを感じます。また、進行すると親指の付け根が膨らんで腫れてくるため、親指を開くことが難しくなります。
引用:MEDIAID(メディエイド)
結構、怖い病気です。
原因に「手の使いすぎ」とあったので、どういったことが関係しているのでしょうか?
それは「つまむ」や「握る」の行為です。
家事や仕事は握るという行為は、よくしていると思いませんか?
例えば下記の行動です。
- 家事なら包丁やビンのフタの開け締め
スマホの操作 - 仕事では
マウス(PC)の使用やペンを使用した読み書き
普段の生活に大きく関わっている行動が、親指の付け根に大きく負担になっているようです。
普段の行動の積み重ねで、手の親指の付け根が痛くなることにつながるとは知りませんでしたね。
整体の先生にこの症状が酷くなったら、どのようなことになるのかを聞いてみました。
付け根が腫れたままで日常生活をしていると母指の骨が変形し、癒着が起こるようです。そうなると治療は困難になる
結構怖いと思います。
そのため、何か異常が出た場合はお近くに整形外科や整骨整体へ相談を早めにしたほうが良いと思います。
日常でのケア
忙しくてすぐに病院に行くことはできない方が今の日本の状況だと思います。
そのため、日常でのケアを整体の先生に聞いてきました。
- 親指の付け根が痛い手のひらを広げる
- 反対の手で「1」部分を持つ
- そのまま手の甲の方へ優しく引っ張る
こうしたことで、痛みは少し軽減できるようです。
少しは楽なりましたよ。
またサポーターも利用するものいいのではないでしょうか?
サポーター自体はは結構高いですが、100円ショップでも売っているので
試しで買ってみても良いかもしれません。
ただサポーターに頼りすぎるのは、骨を弱くする原因となるようなのです。
そのため、サポーターは適度に使用すればよいかと思います。
ケアをしたり、サポーターをする前に
変な痛みがあれば、すぐに病院に行くべきだと思います。
妙な痛みがあれば「整形外科」だと思いますが、
まずは「整体院」や「整骨院」で自身の体の調子を確認をしてみてもいいかもしれません。
無理はせずに、早めに対応されるのが一番だと思います。
まとめ
今回は、手の親指の付け根が痛い理由と病名・日常でできる対策についてまとめてみました。
日々の手の行動(つまむ・握る)が、痛みの原因となるのは怖いですね。
今はパソコンやスマホ・家事などは握る行動が多いですね。
また現代人は仕事や家事はもちろん、子育て、習い事など様々忙しいと思います。
そのため、ふとした痛みなどは忘れがちになるかと思います。
たまには自分の体もみてくださいね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。