2024年パリオリンピック柔道の永山竜樹さんとガルリゴスさんの試合で色々ありました。
ガリゴス選手への誹謗中傷が数多くでていますが、
永山選手が獲った行動は海外の反応では「非礼」とも捉えている意見もありました。
7月29日に永山選手はXにて現在の気持ちを投稿されています。
今回は永山竜樹の海外の反応は非礼の声を調べつつ、Xの投稿やガルリゴス選手への気遣いにまとめてみました。
永山竜樹とガルリゴスの誤審とは?
永山選手とガルリゴス選手の誤審の動画はこちらです。
永山竜樹選手が準々決勝敗退不可解判定に呆然絞め技で失神と判断も
— ju_st_sn_love (@jun434343) July 27, 2024
主審はその前に「待て」…
納得いかず握手拒否、
畳をおりず抗議も
会場ブーイングの指笛
悔しいけれど3位おめでとう🥉#永山竜樹選手 pic.twitter.com/HKqWhbEV5b
詳細をまとめました。
- 2024/7/27日の準々決勝で対決
- ガルリゴス選手が片手絞めを行う
- 直前に審判の「待て」がかかった
- 永山選手は「待て」の合図より力を緩めた
- ガルリゴス選手は相手が絞め続けてた
- 永山選手は失神
- 審判の「待て」があったにもかかわらず「一本」と認定
- 結果に納得のいかない永山選手は、試合後、ガルリゴスとの握手を拒否
- 3分間畳を下りずに抗議の意思
このことについて色々と話題になっていますね。
永山竜樹へ海外の反応は「非礼」
ガルリゴス選手の行動への日本語や英語・スペイン語などで誹謗中傷のコメントが多くあり、問題となっています。
一方永山選手の試合後の態度について、海外ではこんな反応がありました。
準々決勝の永山戦は接戦となり、主審がガルリゴスの一本勝ちを支持した。
しかし、永山はガルリゴスの勝利を不服とし、ガルリゴスに無礼なジェスチャーをした。この柔道家は勝利の後、ガルリゴスと握手することを望まず、哀れな姿を見せた
引用元:スペインメディア「エル・デスマルケ」(ウェブ版)
ガルリゴス選手の地元:スペインなので、こうした評価はわかります。
永山選手が握手を拒んだ行動に対して、アメリカのメディアはこんな評価もありました。
「皮肉なことに、スペイン人は日本で生まれた格闘技のライバルに1000倍敬意を払っていた」
「日本人はなんて性格が悪いんだろう。負けず嫌いで、ライバルとレフェリーを侮蔑している…スポーツマンシップに反するとして失格にすべきだ」
引用元:米スポーツメディア「エッセンシャリースポーツ」(ウェブ版)
またこんなコメントもありました。
「柔道でお辞儀をするというシンプルな行為は、敬意を表すものである」
「柔道は実践的な格闘技でありながら、相手を思いやることで発展してきた」と解説し、続けて永山の「非礼」に言及した。
引用元:米スポーツメディア「エッセンシャリースポーツ」(ウェブ版)
また「ブラジル日刊紙『Estadao』(ウェブ版)」でも似たようなことが書かれていました。
実際の試合をした本人たちしかわからないことが多くあります。
いくら相手を気遣っていても、自分の知らないところで負けと判断されたら怒りを覚えると思います。
海外メディアの言葉もわかりますが、一旦立ち止まり、色んな状況を考えてみることも必要ですね。
ただ、ガルリゴス選手への集団的な誹謗中傷は考えなければなりません。
永山選手は謝罪投稿で終止符!ガルリゴスへ敬意!
2024年7月29日に永山選手が投稿したものがこちらです。
敗戦後の抗議についてや握手への行動について言及されていますね。
なんだか永山選手がガルリゴス選手への敬意を払った印象を受けませんか?
本当は悔しいとは思いますが、なにが起こるかがわからないのがオリンピックだと聞きます。
またこんなことも永山選手は仰っていました。
自分の隙が生んだ負けです
引用元:文春オンライン
永山選手はすごい選手だと感じますね。
2024年7月30日追記:ガルリゴスは永山選手へ謝罪!
ガルリゴス選手は永山選手へ会いに行った投稿をされていました。
ガリゴス選手が会いに来てくれました!
— 永山竜樹 (@Ryuju_60) July 29, 2024
彼から謝罪の言葉がありましたが、彼にとっても不本意な結果だったと思います。
オリンピックの舞台で彼と全力で戦えた事を幸せに思います。
誰がなんと言おうと私たちは柔道ファミリーです! pic.twitter.com/QiQFbcXZ4K
試合中はやはり気がたっていて、冷静にものが見れないこともあります。
こうしたことがあるのはなんだか嬉しいですね。
2024年7月30日追記:ガルリゴスは優しい選手
東京五輪60キロ級金メダリストの高藤直寿がこんなコメントを発表されていました。
「この前ガリゴに誘われて一緒に柔道セミナーやりました」と記述。
「シャイで人見知りだけど仲良くなったら冗談ばかり言うような優しい選手です」とその人柄を紹介
引用元:Yahooニュース
東京五輪60キロ級金メダリストの高藤直寿選手が仰っていました。
高藤選手もガルリゴス選手と実は試合をしており、その時の試合でも「誤審」の疑惑をかけれてていたようです。
そのことをきっぱりと高藤選手は否定されていました。
僕がガリゴと試合した時の技がどうとかこうとか、言われてるけど、僕は普通にぶん投げられて負けました」
引用元;Yahooニュース
ガルリゴス選手に限らず、一部分だけを見て判断することはいけませんね。
そのことについて色々と傷ついてしまうことを私達は学ばなければないないと感じました。
今回は「永山竜樹の海外の反応は非礼の声」をまとめつつ
永山選手のXの投稿やガルリゴス選手へ敬意になのかを調べてみました。
色々あるのがオリンピックです。
もっと人と人が思いやり、みんなが称え合えるオリンピックになってほしいですね。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。