2024年1月26日に指名手配犯:桐島聡容疑者が捕まりました。
交番のポスター(この顔をみたら連絡を」でよく見る人です。
約49年も経った今、時効が成立してないようです。
その理由をまとめてみました。
桐嶋聡容疑者の容疑
1970年代ののアナーキズム系新左翼過激派である東アジア反日武装戦線のメンバーです。
東アジア反日武装戦線のメンバーのグループの総称で「狼」や「大地の牙」「さそり」のグループからなります。
彼らは反帝国主義や反植民地主義を掲げるテロ組織で、活動は連続爆破事件。
1974年8月~75年5月、三菱重工など旧財閥系やゼネコンなど海外進出する日本企業を標的に起こした事件をおこし、計12事件で8人が死亡し、多くの重軽傷者が出たようです。。
実際、桐島容疑者はその中でどの事件が時効とか変わっているのでしょうか
桐島聡容疑者に関わる事件
彼の共犯者の存在で時効成立がまだというのが事実のようです。
桐島容疑者に関わる事件をみていきましょう!
1つ目の事件
東京・銀座にあった「韓国産業経済研究所」のビルに爆弾を仕掛けて爆発させた事件に関わったとして爆発物取締罰則違反の疑いがかけらていました。
その爆弾はグルー内の薬剤師:大道寺あや子が職場から横領した薬品で製造されていたため、2人は共犯関係といえます。
2つ目の事件
- ダッカ事件とは?
- 正式名称:ダッカ日航機ハイジャック事件
1977年9月28日に、日本赤軍が起こしたハイジャック事件のこと
大枠は下記です
フランス・エジプト・パキスタン・インド・タイ・日本が、経由地のムンバイ(インド)を離陸直後、拳銃、手榴弾などで武装した日本赤軍グループ5名によりハイジャックされた事件
要求としては、仲間の開放
また同飛行機にはアメリカの要人の友人が乗っていることも事前に調べられ、計画を立ていたようで、このハイジャック事件は入念に計画を練られている感じがします。
- 超法規的措置
福田赳夫首相が「一人の生命は地球より重い」と述べて、身代金の支払いおよび「超法規的措置」として、収監メンバーなどの引き渡しを行うことを決めました。
その後、奥平純三、城崎勉、大道寺あや子、浴田由紀子、泉水博、仁平映が6人が釈放。
人質は解放されているようですが、同時期にバングラディッシュでの軍事クーデーターが起こり、死者がでたようです。
桐島聡容疑者の時効について
桐島容疑者の時効について
桐嶋容疑者の時効自体は実は過ぎています。
2010年には時効の法律が改定されましたが、彼が事件を起こしたとされる「1975年」です。
それまでは、重くても時効は25年、2000年には時効は成立してようです。
なぜ、時効は成立はしてなかったのでしょうか?
共犯者:大道寺あや子の存在
彼女はダッカ事件の前に逮捕されていたようです。
そしてダッカ事件で釈放になり、そのまま海外へ逃亡。。。
海外へ逃亡したら、その期間は日本での時効の期間は止まります。
共犯者:大道寺容疑者の存在のため、桐島容疑者の時効が成立しているようです。
色々とややこしいことが絡んでいるんですね。
まとめ
今回は桐島容疑者の時効が成立していないことについてまとめてみました。
(X:Twitterでは)
東アジア反日武装戦線の1番雑魚メンバーで事件であんまり重要な役割果たして無いと思うのに、50年間警察に追われ続けてたの可哀想。
などの声もあるようです。
末期のがんで余命数ヶ月のようです。
当の本人かどうかもまだわかりませんが、様子を見守る形だと想います。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
【追記】
2024年2月2日、桐島聡容疑者の死亡が確認されました。
【追記】
2024年2月27日、桐島聡容疑者は『本人と特定』されました。
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